本記事では、物性物理を専攻する国立理系大学院生のわたしが、統計力学のおすすめ参考書・問題集を厳選して、それぞれ1冊ずつ紹介したいと思います!
私自身が数多くの他の本を試したうえで選ばれた2冊で、期末試験、大学院入試も余裕でした!是非参考にしてください!
統計力学はこの二冊でOK!
統計力学を初めて学ぶ際は
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定期試験・院試対策の問題演習には
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この二冊がおすすめです!
『統計力学(岩波基礎物理シリーズ)』
この本の特徴は大きく2つです。
① わかりやすい説明、難しすぎない
② 例題のチョイスが良い
わかりやすい説明、難しすぎない
統計力学の参考書はどれも難しすぎるものばかりに思います。熱力学みたいに、最初の方で定義などのルール決めをしっかり行うので、言葉遣いも固くなりがちです。
この長岡先生の本は、そのあたりの難易度調整がとてもうまくされており、初学者でも読み通せるものとなっています。
まずはこの本で統計力学の面白さを味わいましょう!
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『演習しよう 熱・統計力学』
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① 問題の量、難易度がちょうどよい
② 解答解説が詳しい
問題の量、難易度がちょうどよい
基礎〜典型レベルのみを収録しています。古典的な名著では、誰も解けないような問題が載っており、それをやることも大事なのですが、試験対策では不要です。
基礎〜典型問題を本番で自力で解ける人間自体少数なのですから、この問題集を暗記するレベルで行えばバッチリです!
解答解説が詳しい
問題を解けるようになるには、解答を暗記するレベルで身に付けなければなりません。そのためには、省略のない模範解答が必要になります。これを見つけるのがまあ難しいのですが、この本は十分な解答解説になっています。これを何周もして、身に染み込ませましょう。
まとめ
統計力学は難しい科目ですので、身につけるまで何周も参考書・問題集を読む必要があります。この2冊でぜひ統計力学をマスターしてください!
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