統計力学-理想フェルミ気体の基底状態(絶対零度)についての考察

フェルミエネルギー、フェルミ運動量

フェルミ縮退圧

考察

パウリの排他律(同粒子が同じ状態を取れない)が原因で、

・フェルミ運動量を持つため、粒子は$T=0$でも静止しない。

・$T=0$でも有限の圧力が存在する。(フェルミ縮退圧)

・$T=0$でも高エネルギー状態が占有される。(フェルミ縮退)

このフェルミ縮退が原因で、古典的理想気体に比べて粒子が励起しにくく、

比熱などが比較的小さい値をとることも導くことができる。

統計力学の参考書

以下の本を参考にしました

コメント

タイトルとURLをコピーしました