【入門・定期試験・院試】電磁気学のおすすめ参考書・問題集を紹介!

本記事では、物性物理を専攻する国立理系大学院生のわたしが、

電磁気学のおすすめ参考書・問題集を厳選して

それぞれ1冊ずつ紹介したいと思います!

私自身が数多くの他の本を試したうえで選ばれた2冊で、

この2冊で期末試験、大学院入試も余裕でした!

是非参考にしてください!

電磁気学はこの二冊でOK!

まず最初は

定期試験、院試対策は

この2冊でOK!

『マクスウェル方程式から始める電磁気学』の特徴

① まず初めに数学を学んでとにかく慣れる

② 核となるマクスウェル方程式をはじめに学んで慣れる

③ マクスウェル方程式を実際に使っていろいろな例題を解く

まず初めに数学を学んでとにかく慣れる

電磁気学を難しく感じる原因の一つが、「使われている数式の意味が分からない」というものです。

それもそのはず、ここで出てくる数学はどれも初めて出てくるものばかりだからです。

要は理解できないというよりは、慣れていないのが原因です。

みなさんも、かけ算の九九は練習してたくさん使ってきたからこそ、使いこなせるようになりました。

それと同じで、たくさん練習して数学に慣れなければ電磁気学を習得することはできません。

この本では、最初の数章を使ってとても詳しく数学の解説をしてくれています。

数学に対してここまで丁寧な参考書は他にはなかなかないです。

核となるマクスウェル方程式をはじめに学んで慣れる

従来の参考書では、マクスウェル方程式は最後の方で習うものです。

たしかにマクスウェル方程式は簡単なものではありませんが、電磁気学の核となっている以上、

遅かれ早かれ理解する必要があるのです。

数学と同じでなるべく早く理解し、それをたくさん使って練習することで身につけるしかないのです。

この本では数学の準備と並行して最初にマクスウェル方程式を理解することを目指します。

丁寧に解説してくれているので無理なく理解することが出来ます!

マクスウェル方程式を実際に使っていろいろな例題を解く

実は高校などで出てきた今までの電磁気学の問題は、

「マクスウェル方程式が出てこないように調整された、ごく一部の特別な問題」でした。

つまり、マクスウェル方程式を使って今まで出てきた問題を解くこともできるし、

まだ見たこともない新しい問題を解くこともできます!

マクスウェル方程式が、電磁気学のすべてなのです。

この本では、準備が終わった後はマクスウェル方程式を使って電磁気学を最初から学んでいきます。

自分がすでに知っていた問題を、マクスウェル方程式で解いていくときの「アハ体験」みたいなものを

皆さんもぜひ味わいましょう!

『例解電磁気学演習』の特徴

問題の量、難易度がちょうどよい

② 解説と解答の導出過程が省略されることなく詳しく書かれている

問題の量、難易度がちょうどよい

大学物理の問題集は、カンタンすぎ or 難しすぎ、量多すぎ

ような参考書ばかりで、いい本を探すのにとても困った記憶があります。

本書は、基礎的なものから大学院入試の難しい過去問まで

あらゆるレベルの問題が網羅されており、

この本1冊だけで大学院入試の問題演習は十分です!

(このレベルを超える問題が出て来ても、難しすぎてほとんどの人が解けません。

 なので対策の重要性は極めて低いです。)

解説と解答の導出過程が省略されることなく詳しく書かれている

この本も途中式の省略が少なく、とても勉強しやすいです。

電磁気の参考書は、歴史のあるものが多く、古い本に限って解答省略が多すぎです。

初学者は、はじめから自力で答えを出そうと苦労するより、

さっさと答えを見てインプットすることが大事です。

試験のときに自力で解答できればいいのですから。

まとめ

この2冊で電磁気学をマスターし、定期試験、院試を勝ち抜きましょう!

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