「電磁気学に出てくる数学が難しい…」
「マクスウェル方程式が分からない…」
これらを悩みを解消する最高の参考書を見つけました!それが、
タイトルにビビらないでください。これほどわかりやすい参考書は他にありません。
東京大学の1年生に対して、30年間実際に行われた講義をもとに書かれているので、とても信頼できるものになっています。
実際に私も、1冊目にこの本を読んだことで電磁気学をしっかりと理解することが出来ました!
この本の特徴
① まず初めに数学を学んでとにかく慣れる ② 核となるマクスウェル方程式をはじめに学んで慣れる ③ マクスウェル方程式を実際に使っていろいろな例題を解く
まず初めに数学を学んでとにかく慣れる
電磁気学を難しく感じる原因の一つが、「使われている数式の意味が分からない」というものです。
それもそのはず、ここで出てくる数学はどれも初めて出てくるものばかりだからです。
要は理解できないというよりは、慣れていないのが原因です。
みなさんも、かけ算の九九は練習してたくさん使ってきたからこそ、使いこなせるようになりました。
それと同じで、たくさん練習して数学に慣れなければ電磁気学を習得することはできません。
この本では、最初の数章を使ってとても詳しく数学の解説をしてくれています。
数学に対してここまで丁寧な参考書は他にはなかなかないです。
核となるマクスウェル方程式をはじめに学んで慣れる
従来の参考書では、マクスウェル方程式は最後の方で習うものです。
たしかにマクスウェル方程式は簡単なものではありませんが、電磁気学の核となっている以上、
遅かれ早かれ理解する必要があるのです。
数学と同じでなるべく早く理解し、それをたくさん使って練習することで身につけるしかないのです。
この本では数学の準備と並行して最初にマクスウェル方程式を理解することを目指します。
丁寧に解説してくれているので無理なく理解することが出来ます!
マクスウェル方程式を実際に使っていろいろな例題を解く
本の序章でマクスウェル方程式や数学を理解した後は、実際に使ってたくさんの問題を解きましょう!
実は高校などで出てきた今までの電磁気学の問題は、
「マクスウェル方程式が出てこないように調整された、ごく一部の特別な問題」でした。
つまり、マクスウェル方程式を使って今まで出てきた問題を解くこともできるし、
まだ見たこともない新しい問題を解くこともできます!
マクスウェル方程式が、電磁気学のすべてなのです。
この本では、準備が終わった後はマクスウェル方程式を使って電磁気学を最初から学んでいきます。
自分がすでに知っていた問題を、マクスウェル方程式で解いていくときの「アハ体験」みたいなものを
皆さんもぜひ味わいましょう!
まとめ
以上の理由から、「マクスウェル方程式から始める電磁気学」は
むしろ1冊目にこそやってほしい参考書になっています!
この本から、マクスウェル方程式から始めて電磁気学をマスターしましょう!
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