解析力学の最強の「独学」入門書!
「有名な解析力学の参考書が難しくて挫折しちゃった…」
「もっと丁寧に解説されている参考書が欲しい!」
そのように感じたことありませんか?
私も同じ悩みを抱えて、いろいろな参考書を調べました。
そして…
そんなお悩みを解決してくれる参考書をついに見つけました!
この本の特徴
① なぜ解析力学を使うのかが説明されている ② 途中式の省略がほぼない ③ 量子力学、場の理論への応用も説明されている
一つずつ詳しく解説していきます。
なぜ解析力学を使うのかが説明されている
「なんでこんなややこしそうな方程式をわざわざ使うんだ?運動方程式でいいじゃないか。」
解析力学を勉強していて、このように感じたことありませんか?
このようなもやもやが残ったままだと、解析力学の理解も深まりません。
本書では、今まで習ってきた力学(ニュートン力学)の弱点を詳しく解説したうえで、
それに代わる解析力学のメリットを対比的に詳しく説明してくれています。
このメリットを理解することで、解析力学を学習する必要性を理解することができます!
途中式の省略がほぼない
「なぜこのような式変形ができるんだ?さっぱり分からない。」
このように思い、別のページや別の参考書を調べに行くこと、よくありますよね?
調べても答えが見つかるとは限らず、今進めている参考書をあきらめてしまう原因にもなります。
本書では、従来の参考書では省かれていたような式変形も詳しく書かれています。
正直「これくらい分かるよ。」と思ってしまうレベルです。
それほどに丁寧な説明なので、途中で挫折してしまうようなことはほぼないでしょう!
さらに付録として数学の重要事項も、とても詳しく書かれています。
これほどまでに丁寧な参考書は、今まで見たことがありません。
量子力学、場の理論への応用も説明されている
「解析力学習ったのはいいけど、実際何の役に立つの?」
解析力学自体は従来の力学の焼き直しなので、そう感じてもおかしくありません。
ですが、解析力学はたくさんの分野に応用されている万能な学問です。
本書では、量子力学と場の理論に絞ってその実例を紹介しています。
もちろん、今まで通りのとても丁寧な解説でです。
特に量子力学に関していえば、本書だけで量子力学の基礎をある程度習得できると私は考えます。
量子力学、場の理論を学びたい方も必読の参考書です!
まとめ
独学する「解析力学」は2021出版と比較的新しいので、他の参考書紹介サイトでは見つけることがで
きませんでしたが、実際読んでみるとかゆい所に手が届くとても素晴らしい参考書でした。
この本は解析力学を勉強する一冊目にぴったりだと言えます!
二冊目以降の方にも是非読んでいただきたいです!
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